ホンダ・GB250 クラブマン

。現在は生産されていない単気筒軽二輪モデルで、特に年式の古いモデルとなると相場価格はかなり低いです。車両状態によっては買取するのを渋ってしまう人もいるかも。

でも、その業者さんは古いバイクが大好き! 特に80年代のトラディショナル系がお好みということで、クラブマンはその趣向にピッタリ。積極的に買取に応じてお客さんも喜ぶ査定額を提示してきたそうです。

 

 

年式が古く走行距離も多く、またここ数年はあまり乗っていなかったということで、他のお店で買取を依頼したら査定額が低くて手放すのを躊躇してしまったそうです。今回も不安だったみたいですが、ちゃんとした買取額が付くことができて大満足。業者さんもお客さんも満足の取引ができたそうです。

 

「面白いバイクや珍しいバイクは、つい欲しくなっちゃうんだよねぇ」と、業者さんは語ってました。何でも、その買ったバイクを自分で触ったり試乗するのがまた楽しみなんだとか(笑)。「普通にライダーをやっていては乗ることが無いようなバイクにも乗れるのっていいよねぇ」とも言ってます。

要するに、買取った後に売れる売れないはさておき、自分が楽しみたいが為に買取をしてしまうということがあるんだそうです。どうしても欲しいものだから、ついお客さんが満足する金額まで上げてしまうことも度々あるそうで、最終的にはお金を出しすぎて「やっちゃったなぁ…」と後悔することもあるとか(苦笑)。

でも、業者さんの勝手な好みで買取してきてしまったバイクだから全然売れないかというと、意外とそうでもないらしいです。マニアックなお客さんが買っていくんですって。

情報は常連さんの口コミや、お店のホームページやオークションサイトで宣伝し、その情報を元にお客さんが訪ねてくるそうです。わざわざ遠方から来て乗って帰るという人も珍しく無いみたいです。

また、自分が好きで仕入れたバイクでもあるので、実は「売りたくないなぁ」なんて思うこともあるそうです。そこは我慢して商売に専念するみたいですが、過去に「どうしても売りたくない!」と思ったバイクのうち何台かは自分のものにしちゃったみたいですよ(笑)。